■君に届け【episode.15】ライバル

君に届け ＃１５の視聴感想です。

涙。
告白。
サングラス。
打ち上げ。
ハジメテノライバル――

↑さぁポチッとな

■Aパート
互いに涙を流す爽子とくるみの姿は、どー見ても友達にとしか思えませんね。
未だ自信を持てていない爽子に、ある意味くるみはハッパをかけてるというか…背中を押してるというか……（苦笑
風早談義ではスッカリ意気投合だし、計画の愚痴とか……フクザツな乙女心は何がなにやら（笑

そんな中でもくるみのことを想う爽子。
風早くんと同様に爽子自身を見てくれていたこと。好きな人を好きな人に誤解されたこと。
捨て鉢気味になってるくるみに爽子の言葉が届いて欲しいと思ったですよ。
去っていくくるみの背中を見詰めながら、新たな関係を模索し始めた爽子の純真ポジティブに完敗です。

くるみの回想は…あぁあるある……
悲劇のヒロインぶって、理解者面して、その実はただの妬み、逆恨み、陰口、ウサ晴らし。当の本人達はそんな意識がないからタチが悪い。
仲間の裏の顔を知って、涙を堪えてたとき本気で心配してくれたただ一人のひと。
「ホントにどーかした？」
そりゃ大泣きするわ。好きになるのも仕方ない。風早くんの天然ジゴロ♪

『絶対言わない。誰にも言わない。誰にも……
　風早が私を好きになってくれるまで……』
周囲を信じられなくなったくるみの決意は当然と言えば当然なのかもね。とても悲しいことだけど……

■Bパート
風早くんにバッタリ会ってしまったくるみ。
裏工作のことを指摘されると思ったら…ピンのことかいっ！いや…ソレもイヤだろうけど（笑
ここでくるみが爽子のことを風早くんに聞くってことは相当気になる存在になっているんだと思う。
「黒沼は誤解されやすいけど、何だかんだリスク背負いながらホントのこと言うから……
　力になりたいと思っても、結局自分で頑張っちゃうからな、黒沼は」
爽子のことだけでなく、やのちんとちづっちのこともちゃんと分かってるなぁ風早くん。

でもコッチのことはわかってねー！(汗
誤解したままの風早くんの姿に、くるみの心へ爽子の言葉が沁みこんで……
「待って風早！私、ピンのことなんて好きじゃない！！
　私が好きなのは…風早だよ！ずっと見てきたのは風早だもん！
　……かぜはやだもん。他の人を好きだなんて…風早が……思わないで！」
言った！言ってしまった！！思わず叫んでしまった！！これも爽子マジックか！？（ぇ
徐に駆け出した風早くんが、抱き締めてしまうんじゃないかと思ったよ！そんなことしたらまた誤解しちゃいそうだけど！！（ぉ
まぁ真摯に謝罪と正直な気持ちを伝えたのは風早くんらしいですね。

くるみは、告白されたことを風早くんが嬉しく思ってくれたことで踏ん切りが付いたのか、段々素が出てきましたね。
自分の『梅』という名前も条件付で認められそうになったらしいし。
やっぱり八方美人のいい娘キャラより、風早くんもビックリなこっちの方が魅力的だと思う次第（笑

爽子もついに自分のキモチをやのちんとちづっちに打ち明けたようで。
男の為にアグレッシブに動けるくるみにやのちんでさえもある意味尊敬の念を抱くトカ。
男の為ならもしかすると鬼にもなれるかもなちづっちに意外な一面トカ。
良くも悪くも本気でぶつかってきたくるみは、３人に大きな影響を与えたようですね。

……え？くるみまさかのサングラス登校！？（えー
こりゃ泣き腫らしたのは間違いないですね。
でもピンはウザイ。兎に角ウザイ。ちょっと位いいこと言ってもウザイものはウザイ。

わざわざ風早くんを好きになったときの気持ちを爽子へ話しに来るくるみが律儀過ぎる（笑
で、もし付き合うことになっても絶対に祝福なんてしないそうですよ（苦笑
「……トモダチ？ライバルでしょ♪」
これまでにない位いい表情をしてますね。まさに憑き物が落ちたようです（笑

その後爽子のクラスは全競技で負けたそうです。
ちづっちは慟哭し、ピンは魂抜けました（笑
初めての打ち上げの前に一度帰宅して…辞書を引いてみる。

ライバル――好敵手。
ハジメテノライバル。

はい。ここからは悶え捲くるだけです（ぉ
部屋の隅から隅まで転げまわってください（ﾏﾃ
とりあえずトモとエッコのデュエットが可愛かった。ソコは指摘しとかないとです（笑

懐かしの公開告白のときは既に恋愛感情だったトカ。
そんな分析までしちゃいましたか！自覚しちゃいましたか！！（おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！

顔が火照って外に涼みに行った爽子を追いかける風早くんトカ。
内心ツッコミのやのちんと一緒になってニヤニヤしちゃうぜ！（笑

階段で居眠りしちゃっていた爽子ですが…美人さんがこんな所で眠っちゃダメだから！もっと危機意識を！！（ｵﾁﾂｹ
「寝てる………さわこ」
……うわっ！うわっ！うわっ！うわぁっ！呼び捨てたぁ！！
誰も聞いてないとはいえ、とぅしゃいしゃいぼーい風早くんがオンナノコを呼び捨てたぁ！！（ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ〜!
「……はい」
…………………え？……返事したぁ！！（ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

夢の中で――
初めて名前を呼んでくれた瞬間に変わった世界……
それが恋に落ちた瞬間……

…………ポテ
うわっ！うわっ！うわっ！わっ！わっ！わぁぁぁぁぁっ！
眠ってる好きなオンナノコが寄り掛かってますですよ！
こりゃもうオトコノコはピクリとも動けませんですって！！（笑

┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛

悶える♪

やっぱり『君に届け』は悶えてなんぼですね（ぉ


爽子とくるみの対決はこれで終了。
終始くるみの独り相撲だったような気もしなくはありませんが（ぉ
それでも爽子に自分からどーんとぶつかっていったのは、くるみと風早くんだけなんですよね（笑
やのちんとちづっちでさえアプローチは爽子からだったわけだし。

風早くんがくるみに惹かれなかった理由は、諮らずもくるみが爽子のことを風早くんに質問した回答にあったと思う。
「何言っても絶対安全な場所に居るようなヤツだったら」
これが全てなんでしょうね。策を労し安全な場所で結果を待っていたのが、この時までのくるみでした。
リスクを背負い、自分が傷つくことを恐れず、一生懸命に行動する。そんな爽子とは大きく異なります。
とはいえ、回想を見る限り、臆病になってしまった気持ちも分からないではないですし、また、策を弄するだけの知恵もあったんですよねぇ……（ぉ
それでも爽子との泣きながらの素の会話と真摯な風早くんの対応が、本来のくるみを取り戻させたようでした。

風早くんへの想いが弾けたくるみの告白はとても輝いていたように思う。
自然と背中を押してくれた爽子の言葉、これまで培ってきた想い、ただ一生懸命に、嘘偽りなく、健気に、素直に、溢れるままに――
ツライ答えを知っていたとはいえ、想いを伝えたということに意味がある。
伝えた相手も、決してその想いを無意味にする人ではないのだから。

翌日のサングラス登校は、これまでのくるみなら悪評を恐れ、決して取らなかった行動でしょう。
そんなつまらないことよりも大事なことをくるみは見つけ出したように思います。そんなことでヘコたれていたら『ライバル』に顔向けできませんから（笑
でもまぁ泣き腫らした目を隠すのはオンナノコですから……ネ。

兎に角。
くるみは、回を追う毎に、登場が増える毎に、魅力的になって行ったと思います。
初めは決して好きなキャラではなかったのに、今ではもう大好きになってしまいました（笑

↑次回視聴感想への気合を下さいな。

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