
CLANNAD 〜AFTER STORY〜 #22最終回の視聴感想です。
幻想世界。
現実世界。
重なる想い。
人と街。
巡り逢い。
出逢えたことを後悔しないで。

■アバン
幻想世界――
ガラクタも倒れ記憶が朦朧とするなかで……
「一面、白い世界……
あぁ…ボクはこんな所で何をしているのだろう……
……そうだった!ボクはずっとこの娘と一緒にいた!
この娘と二人きりで、ずっといたのだ。
この誰もいない、物悲しい世界で」

■Aパート
朋也に迫るの決断の時……
ガラクタを占める苦悩……
渚と出逢わなければ……
苦しめただけなのか……
現実世界と幻想世界が重なり合う……
朋也とガラクタの想いが重なり合う……
オンナノコを助けようと一生懸命なガラクタの声が届いた!
でもそれはオンナノコが人ではなくなりつつあるから……
夢を見て…全てを悟ったオンナノコが語る真実。
「私とキミは同じ世界にいたの。それもすぐ近くに…ずっと昔……
ううん、今でもそうなのかもしれない……
……ゴメンね…私はここに残らなければならないの。
……私はコチラの世界では、この世界そのものだったから。
……私が居なくなったらこの世界もなくなってしまうの。
そうすればたくさんの光たちが不幸になる。
……そう、あれはね、向こうの世界の住人達の“想い”だったの。
キミも光のひとつだったんだよ。
イチバン遠くて、イチバン近い…もうひとつの世界。
私たちはずっとソコに居たんだよ。
そう…同じ場所にいたの。ただ見え方が違うだけ……
キミにはわかるはず。
だってキミはふたつの世界に存在しているから……
世界という距離を越えて私たちは出逢うことができた。私はそれで充分……
キミはこれからこの世界での意識を閉じる。そして、向こうの世界で目覚めるの。
いろんな人とであって、いろんなことがあって、そしてキミは…私と出逢う……
大勢の人の想いがコチラの世界では光になって見えるように、
私の想いもムコウの世界ではいくつもの光になって輝くの。
ひとつひとつの光は小さくても、たくさん集まればきっと、とても不思議な大きな力になるはず……」

雪は止み…光が差し込み…風が吹く……
懐かしい歌に乗って世界は変わる――
――さよならパパ
オンナノコは光となりガラクタと共に世界へ散っていく……
色のある風景。動き出した時間。溢れ出す想い。それが朋也の求める世界!
「渚ぁぁぁ!!!
……渚!…渚!俺はここにいるぞ!!」
「これから先、何が待っていようとも、私と出逢えたこと、後悔しないでください」
うわぁ…基本、セリフしか書いてねぇ……(涙腺結界寸前
もう見ろ!兎に角見ろ!見るべきだ!もう他に書きようがないんだ!(マテ
街を…世界を…巡る光の玉……
「お連れしましょうか?
この街の願いが叶う場所に……」
「「ああ…今、終る…長い長い旅が……」」

そして時は汐誕生の瞬間へと辿り着く――
まるで意識を失っていたような朋也。
それは泡沫の夢?朋也の不安が見せた刹那の幻だったかのよう……
シッカリ握られた手…瞼を開ける瞳……
「……朋也くん」
渚も無事!汐だって元気だ!感謝と笑顔が溢れる世界!
何気なく渚が視線を移した窓の外には雪…ではなく光の玉が舞い上がる!!

■Bパート
だんご大家族♪
こんなに幸せな歌だったのかと再認識!
「もし、街というものに、人と同じように意志や心があるとして……
そして、そこに住む人たちを幸せにしようって、そんな想いでいるとしたら……
こんな奇跡も街の仕業かもしれないです」
でもそれは奇跡ではない。街と人は育み合い大きな家族となる…それはだんご大家族。渚理論に反論は認めない(マテ
小さな手のひらをとり3人はあの場所へと家族旅行。
これだぁ!!この駆け回る汐の姿を見たかったんだ!これぞ真の1期OP映像シーンなんだね!
幸せそうだよ!渚がとっても幸せそうなんだよ!!こんな姿が見たかったんだよ!!

ぼたんと杏は幼稚園。椋は看護師かぁ…
ことみちゃんは…なんかめっさアクティブなんですが!(笑
春原…なんて不器用な(苦笑
芽衣ちゃんが性徴して、おっきくなってる!いろいろと(マテ
智代?誰かがファインダーでも覗いているような描写ですね。女に磨きが掛かってるなぁ♪
芳野さんは相変わらずなのかな。
古河夫妻は…早苗さんを泣かすとは秋生許さん!(ぉ
ゆきねぇも相変わらずふたつのグループの緩衝材役のようで(苦笑
合唱部の二人は…同棲?やっぱそういう関係だったのか!?(えー
美佐枝さんは志摩ねこと共に寮母さんのまま。
幸村先生はすっかり縁側が似合うようになっちゃって(笑
なにはともあれ、みんながみんながそれぞれ幸せそうですね♪
そして…志乃おばあちゃま!
朋也の小さな手のひらを直幸が引いてくれたように……
今度は朋也たちが汐の小さな手のひらをひいてあげる番ですよね。
ここで入ったロゴはアフターのものではありませんでしたね。
ここから変則Cパートと思った方がいいのかな?
ということで区切ります。

■Cパート
風子と公子さんの姉妹漫才開始!(ぉ
もう誰も止められない風子の独壇場です!ツッコミも追いつかないさ!(大笑
そして…風子が感じた匂い……
それはかわいい匂い…ってどんな匂いかよく分からんが(苦笑
それはきっとあの遊んだ時に覚えた匂いなんですね。
……だんだんと公子さんの風子の扱いが可哀想な娘になっていってるなぁ(笑
ということで風子ダッシュ!逢いに来た娘の所へダッシュ!!
風子が森を彷徨うカットも前期OPにありましたね。
「貴女のお名前はなんていうんですか?
教えてください。風子とお友達になって、一緒に遊びましょう。
楽しいことはこれから始まりますよ」
白い服を着たオンナノコは……
幼稚園の制服を着て……
木陰で静かに眠っていました……
この傍に立つ木はサブタイの時の木ですよね?

■ED
ここで風子と汐が追加されたか!!
■エンドカード
木の根元にオンナノコ?
今までいませんでしたよね?
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛
あの不安要素だらけの渚の出産の日。
汐の死へと通じる道は、朋也の不安が見せた刹那の幻だったのしょうか……
朋也が過ごしている現実世界では『奇跡』は起こらずにただ時が過ぎていたように見える……
でもその実、人の気付かぬところで、人の想いが形を成し、『奇跡』が人知れず生まれていた……
そして…
極僅かな人たちだけが『奇跡』の残滓に出逢い、新たな伝説を語り継いでいく…のかもね(笑
#コメントに応える形で個人的解釈を追記しました
#既に他の方の感想を読んでしまったので
#多少の影響があるかもしれませんが(ぉ
一瞬の選択…想いが全く違った未来を指し示し描かれる。
某侑子さんならそれを必然と呼ぶのでしょう(ぉ
なにはともあれハッピーエンドです。
光の玉の奇跡も単純な復活の呪文ではなく、出産の日を境としたif(幻)としたことで、現実認識としての時間の流れに整合性を出せたのではないかと思う次第。
幻想世界の悲しみから温もりへの転換は秀逸だったと思います。
そこからは何も言うことのない家族の幸せの日々。仲間達もそれぞれ人生を謳歌していました。
最後はもう風子の独壇場で、笑いも十分お釣りがくるほど。
その風子と汐の再会も如何にもCLANNADらしい描写を仕込んでくれましたね。
EDやエンドカードも嬉しいサプライズで個人的には脱帽です。
やはり涙は悲しみより嬉しさで流したいものですね(笑
ところで。

サブタイの光の玉の配列って、オンナノコが横たわっているように見えませんか?
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いつもCLANNADを見た後に、
ここの感想を読むことが習慣になっていました。
楽しく読ませてもらいました。
原作を未プレイですよね??
アニメだけ見て勘違いをしているかもしれないのでコメントをしました。
最終回で光の玉の奇跡により渚の出産の日に戻っているように描かれているので、
朋也の夢オチ、幻など未来の「可能性」として捉えられてると感じました。
しかし、渚が死んだことも21話の悲劇も現実に起こったことです。
過去に戻ったわけでもありませんし、夢オチや幻でもありません。
簡単な言葉で説明すると、平行世界ですね。
原作において、ゲームの一周目の出産では光の玉が足りず必ず渚が死んでしまいます。
なので、光の玉を全て集めることで渚が死なないエンディングに進むことができるのです。
機会があれば原作も楽しいのでやってみてください。
では、長文、駄文ですが、ありがとうございました。
>ここの感想を読むことが習慣になっていました。
>楽しく読ませてもらいました。
そう言って貰えると嬉しいですね♪
ありがとうございます。
>原作を未プレイですよね??
CLANNADはTVアニメ版のみです。原作や劇場版他ノータッチです。
>朋也の夢オチ、幻など未来の「可能性」として捉えられてると感じました。
この辺の描写は正直、判断に迷うところでしたね。
他の方の感想を読んでいて『これは誤解を受ける感想を書いたかも』とも思いました(笑
ユメマボロシであり、同時にゲンジツでもあるという微妙な印象だったので(ぉ
>過去に戻ったわけでもありませんし、夢オチや幻でもありません。
私も『現実』であるとは思っています。
ただし、それは云わば『朋也の魂』の体験なのだと感じました。
所謂パラレルワールドを『朋也の魂』が渡り歩き、各世界(描写されない世界も含め)の朋也を経験し、今回の出産シーンの朋也に辿り着いたのだと判断しました。
しかし、この世界の朋也としてはどうでしょうか?
人生にやり直しはありえず、時間を巻き戻すことは出来ない。それが常識です。
別世界での様々な体験を『朋也の魂』が経てきたとしても、この世界の朋也にとってそれはif(幻)なのだと思います。
それでも『朋也の魂』に刻まれた体験は、夢でも幻でもなく現実であり、言動に奇跡の残滓として現れているように感じました。
>原作において、ゲームの一周目の出産では光の玉が足りず必ず渚が死んでしまいます。
その辺りのゲームならではの展開をどう表現するかは難しいでしょうね。
基本一本道のアニメでは分岐表現は鬼門だと思います(苦笑
>機会があれば原作も楽しいのでやってみてください。
原作をやらないとやはり補完は無理かなぁ。
興味はあるので、できればやりたいのですがね…振り返れば積ゲー積本積DVDが(マテ
誰か時間をください!(笑
いつも感想を楽しく読ませていただいてます。
さて、Bパートの挿入歌、曲名はそのまま「小さな手のひら」と言う曲です。
「だんご大家族」とともに渚のシーンで頻繁にかかっていたBGM「渚」のバリエーションの一つです。
主題歌「時を刻む唄」を含め原作のシナリオライターが想いを込めて作詞作曲したものです。
ですので歌詞の方にも耳を傾けて貰えると幸いです(笑
以上、失礼いたしました。
>いつも感想を楽しく読ませていただいてます。
ありがとうございます♪
>原作のシナリオライターが想いを込めて作詞作曲したものです。
なるほど。だからそれぞれのシーンにカチッと嵌る曲になっているのですね。
曲について何らかの形で触れる感想が多いのは、そういう理由もありそうですね。