
機動戦士ガンダム00 #05の視聴感想です。
会談。
保護。
脱出。
拘束。
殲滅。
目の当たりにする世界の歪み。

■アバン
なんとなくリジェネはリボンズに思うところがある気がしてなりませんね。
そして新たなるイノベイター『リヴァイブ・リバイバル』が登場。新型MSらしき『ガデッサ』とやらもロールアウトしたそうです。
しっかしイノベイターは、姿も声も名前も男か女か分からんなぁ。性別がなかったりする存在だったりして(ぇ
『リバイン』とか『ブリング』という者もイノベイターのなのでしょうかね?
「人間だよ。ある意味、その枠を超えているけどね」
リボンズをしてそう言わしめる男が見上げるMSとその不敵な笑み。コイツは……生きてやがったのか!!(愕然

■Aパート
ミレイナを窘めるフェルトの姿にクリスの面影を見た気がする。
ということでマイスターとスメラギさんは、沙慈くんとマリナ姫を連れてカタロンとの会談へ。
どうやら連邦は、非加盟国の多い中東全域に擬似GN粒子を散布しているようです。
表向きはテロ組織の通信妨害、実は各国の経済活動の麻痺が目的。なんてイヤらしい遣り方だろう…まさか擬似GN粒子の副作用すらも知らないとは言わせない。
まぁそのおかげでカタロンのアジトも発見できないらしいけど。
CB歓待ムード一色のカタロン。ガンダムは救国の英雄なんだぜ!
……せっちゃんの俺ガン気質は中東気質か!?(マテ
会談内容はというと…まずマリナ姫と沙慈くんの保護交渉。そして本題へ。
連邦政府打倒とういう政治的目的のカタロンに対し、変革した世界の歪みの象徴アロウズ打倒を目的とするCB。
一見利害が一致しているようにも見えるわけですが、あくまでCBは戦争根絶が根底にあるわけで何時カタロンが標的になるか分かりませんからね。少なくとも現状では協力関係は無理かなぁ…
とはいえ、現実的に戦力差は比較するのもバカらしいほど。MSの性能でさえ当初のような圧倒的差はないわけで…活動限界は見えていると思えます。

指揮権を取り戻したカティ大佐ですが…ミスターブシドー我が道を往く!!
「断固辞退する。司令部より独自行動の免許を与えられている。つまりはワンマンアーミー…たった一人の軍隊なのだよ」
さすがブシドー、誰も飼い慣らす事の出来ない流浪人でしたか!(笑
いやぁ司令部もこの人の利用の仕方を心得ているらしい!下手に組織に編入するよりもよっぽど大きな戦果を上げることでしょう!!
気になっていた熊大佐と乙女の『例の件』が明らかに!
…養子かよ!残念だよ!是非お嫁さんになって欲しかったのに!!
幸せを噛締めることができるようになった乙女には、どんな形にしろ幸せになって欲しいものです。
マリナ姫は、悲愴な表情でテレビを見る貧乏姫よりも、子供達の世話をする保母さん的姿の方がよっぽど魅力的ですね。
その姿に刹那は、自分が殺した母親を垣間見たようですね…
沙慈くんがいい加減ウザイ。
中東の混乱や戦災孤児たちはCBも要因の一部ではあるが全てではない。CB登場以前から三大国家の利権の犠牲になっていたわけで。
極東の経済特区で食う物にも困らず何不自由なく過ごしていた沙慈くんが、子供達をダシにウサ晴らしをするのは卑怯だと思うよ。
「感じてはいるさ。俺は二度と、あの中に入る事は出来ない」
「分かってもらおうとは思わない…恨んでくれてかまわない」
凄惨な現実に目を背け個人的恨みだけの沙慈くんの軽い言葉では、刹那の意思が変わることはありえませんね。

クラウスはアロウズをキーワードに、CBとの共闘の可能性を見出したようですね。
マリナ姫は、カタロンの保護を拒否し帰国を決意。アンタそりゃ無謀ってもんですよ…(汗
「なんなら、そのまま帰ってこなくてもいい」
ちょ!ティエリアさん!?貴方がそんなことを仰るなんて!冗談か本気かワカランゾ!?(笑
沙慈くんは『CBもカタロンも戦争の手先!信じられっか!!』と無謀にも何の装備も持たずに砂漠へ飛び出した!(汗

■Bパート
幸か不幸か熊大佐の部隊に捕まった沙慈くん。
部下とは違い紳士的なセルゲイ大佐の言動に沙慈くんは話を始めましたが…
ソコの部下!何やってんの!盗み聞きだなんて!仮にも上官直々の尋問ですよ!
…というか防音がなってないよね(ぉ
ルイスの部隊も地上に降りてきたようです。
そこにカタロン基地発見の報が…早くもルイスと沙慈くん邂逅か!?と思ったのに待機命令でした(残念
カティ大佐驚愕の作戦指令書は『オートマトンをキルモードで使用せよ』という非道なもの。
しかし、どうやらアロウズにはその命令に疑問を持つ者などいないようです(汗
乙女も同様に驚愕し、セルゲイの転属反対理由を理解。しかし、案奴隷はセルゲイを『任務の為なら肉親すら見捨てる男』と言い放つが…真実は如何に!?
留美にもカタロン基地発見の報が伝えられCBへ連絡。通信してきたのはニーナかな?
指揮系統を無視してアロウズへ密告したお馬鹿な部下を熊大佐鉄拳制裁!
緊急事態にセルゲイは沙慈くんを逃がすが…
不満タラタラ沙慈くんは、容疑者を見逃す熊大佐の責任問題について思考してあげればどうかな!かな!感謝しようよ!!(イラッ
トレミー組は急ぎカタロンを救出に!
しかしカタロンでは情報流出元がCBだと疑う者も!

一方的な掃討作戦に乙女の顔も歪む…
さらに追い討ちを掛けるオートマトン射出…
CBが駆け付け対抗するが少し遅かった!
それでも諦めないライルは先行!対するは命令を受けたピーリス中尉!
ライルの動きはやはり素人とは思えないキレを発揮してるよ!これが才能ってヤツなのか!!
「興がのらん!」
ミスターブシドー我侭放題!こんな作戦やってられっか!!と、とっとと撤退(笑
ケルディムを追い乙女が地上で見たモノは…ただの虐殺!
「これが…こいつが…人間のやることかぁぁぁ!!!!」
ブチギレたライルがケルディム二丁拳銃モードでオートマトンを粉砕!
アリオスは…えーと…体当たり?(えー
「自ら引金を引こうとしないなんて…罪の意識すら持つ気がないのか!」
セラヴィーはダブルバズーカバーストモード!
…球体ビームブチカマシなのね(苦笑

ケルヴィムの姿をただ見詰めるだけで動けない乙女…
その怒りの銃口が自分へと向けられる…今は撤退することしか出来ない…
「許さなねぇ…許さねぇぞアロウズ!…逃げんなよ…逃げんなよぉアロウズ!!」
そして……
残されたのは虐殺の痕…地に横たわる死体のみ……
「私は超兵……戦うための存在……
そんな私が人並みの幸せを得ようとした……
これはその罰なのですか…大佐……」
乙女もこの作戦でより深い業を背負うことに……
熊大佐の元で過ごしたことで、一人の人間として生きる心が成長したというのに……
沙慈くんは不用意な自分の言動による戦いの痕に呆然。
キミはそんな遠くではなくもっと近くに行くべきだ。そして、凄惨な傷痕を目に焼き付けるべきだ。
戦いに身を投じた者達を否定し続けた沙慈くんが、この戦闘の堰を切った当事者としての業を背負いどういった選択をするのか……
……もう逃げることは出来ないぜ沙慈くん。

■Cパート
アザディスタンに向った刹那とマリナ姫を待っていたモノは…
見渡す限りの真赤な炎に包まれた街並み…
その時、刹那が目に捕らえた見覚えのある機体…それはガンダム!
ガンダムスローネ!アリー・アル・サーシェスが駆る機体!!
…ところでオープンチャンネルで驚愕してたんですか?(マテ
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛
アロウズがこれでもかと『悪』として描かれましたね。これで物語的には分かりやすくなったのかなと。
組織内のカティ大佐や乙女の戸惑い、外側の正規軍として熊大佐のアロウズに対する評価もなかなか面白く描かれていたと思います。
カタギリ司令官が、オートマトンに対して特に拒否反応を示さなかった描写も個人的には意外でした。どちらかというと熊大佐に近いタイプの軍人だと思っていたのですが…全く期待外れだったようです(ぉ
残虐な非人道的行為も何食わぬ顔で実行していくアロウズの中に取り込まれた乙女がとても心配です。
彼女は熊大佐の元でやっと、超兵という生体兵器から人に戻ることが出来たというのに…
信頼しうるカティ大佐が近くにいるとはいえ、熊大佐の庇護が及ばぬところでの苦悩が気になります。
それに…案奴隷の存在もな…
どう考えても彼はセルゲイを誤解してますものね。きっと何か裏事情があるに違いない訳で…
まぁ何を言っても信じるはずもなく……アロウズに一切の疑問も持たない人物だけに壊れているのは間違いないな(ぉ
これも乙女を悩ませる一因になるんだ……これがキッカケで死亡フラグが立つ気がしてきたぞ(マテ
いやぁまさかカタロンがこんなにも早く壊滅するとは思っていなかったですよ。
まぁ拠点がココだけとは思えないので、改めて体制を整えることにはなるのでしょうけど…
どうやらニールとライルの違いが、かなりハッキリと示されたように思えます。
感情の発露や方向性はとても似ていると思えるのですが、ニールは立ち止まり全体を考え、ライルは直情的に突進する…そんな感じを受けました。
ある意味ライルは、1期のせっちゃんを思い出さずに入られません(ぉ
逆にせっちゃんは、ニールのリーダーシップ能力を手に入れた感じです(笑
今回ライルは、大量虐殺されていく仲間を目の当たりにしました。
それはカタロンの反連邦政府という立場から考え方が大きく変わるには十分な出来事だと思います。
恐らく兄ニールの死という伝聞よりも衝撃的だったのではないでしょうか……
CBとしてもカタロンとしても戦う理由がまだ明確に語られていない彼にとって、この出来事はとても重要な要因になっていきそうな気がします。
で、マリナ姫。
彼女は事実上のアザディスタン消滅を目にして、どう行動を起こすのでしょうか…
その相手は『話し合い』など笑い飛ばす戦争狂アリー。その後ろにはまだ知る由もないですがリボンズも控えていますしね。
『力なき正義は無能であり、正義なき力は圧制である』
ラサ亡き今、マリナ姫が指導者として政治家の道を歩むというのなら、そろそろいい加減これくらいは覚悟すべきだと思いますよ。
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